湘南
近代から現代にかけて、「湘南」は一種の地域ブランド名として著名となった。高級感を醸す湘南ブランドの由来は、明治時代に大磯、鎌倉、葉山地区が東京近郊の海浜保養別荘地と目され、少数ではあるが文人や政財界の要人(特権階級の富裕層)によって別荘が建てられたこと、そしてこの別荘地が関東地方を中心に湘南として認知されていったことにある。この別荘はイギリス文化を代表とする西洋文化に基づくものである。別荘地・湘南の文化・地域は、関東大震災や太平洋戦争などを転機にその位置付けはより「カジュアルで日常的、庶民的」なものへと移行し、現在ではより広くの文化・地域を指すものとなっている。